安房直子さんと言えば、 私はやはりこの短編集のなかの『きつねの窓』と『鳥』を挙げたい。 安房さんの作品は必ずファンタジーと現実とがどこかで絡み合っている。 自分とは関係の無い世界として取り残される感覚…