部屋にある本棚        

泳ぐのに安全でも適切でもありません

2013年1月月30日 作家名: 江國香織

曖昧、について考える。 ともすれば、だらしなさにうつるその加減を、 江國さんという作家はうまい具合に曖昧なままにしておける。 私はといえば、どんなものごとにも、境界線や名称や形を把握していないと落ち着…

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きらきらひかる

2013年1月月26日 作家名: 江國香織

江國さんはまずタイトルがいい。 童話も小説も書く江國さんの、ボーダーラインのないスタイルがとてもすき。 『きらきらひかる』は、簡単に説明するとホモセクシャルな夫睦月と、情緒不安定でアル中の笑子の結婚生…

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落下する夕方

2013年1月月26日 作家名: 江國香織

人をまっすぐにすきになるというのは、どこか悲しい。 ありふれた日常のひとつひとつがその人の存在、 仕草や癖や匂いや声や交わした言葉や、 そういうものですき間を埋めていくように溢れていく。 ありふれてい…

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ホリー・ガーデン

2013年1月月26日 作家名: 江國香織

女同士の友情は厄介だ。 その厄介な人と人との繋がりを、淡々とそして繊細に描いた作品。 誰かを自分だけのものにしたい気持ち。 愛情は時としてそんなエゴも生み出してしまう。 江國さんの描く登場人物たちは、…

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流しのしたの骨

2013年1月月26日 作家名: 江國香織

家族というのは、考えてみれば不思議なものだ。 ひとつの家で、それぞれ性質も違う自分以外の他人と空気のように共有できる空間。 一人一人の生活が寄り集まった家族の暮らし。 客観的に見たら奇妙に映るような家…

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