部屋にある本棚 村上春樹
海辺のカフカ
2013年1月月27日 作家名: 村上春樹。
一冊の本に対して、読んだ人の数だけ感じ方があっていいもの。 その自由さが読書の楽しさの1つであると思うのだけど、 この『海辺のカフカ』では、そういう楽しさを味わえたように思う。 いつもよりどこかシンプ…
全文を読む中国行きのスロウ・ボート
2013年1月月27日 作家名: 村上春樹。
1983年に出版された著者初めての短編集の文庫版。 書かれた順序を意識することなく、 気ままにその時々に読みたい本を手にとってきた私。 この短編集の文章の硬さやその濃密な村上さんらしさは、 いま読んで…
全文を読むパン屋再襲撃
2013年1月月27日 作家名: 村上春樹。
真夜中、僕と妻は同時に目を覚まし、突如空腹感に襲われる。 そのふたりの空腹感─理不尽といっていいほどの 圧倒的な─で満たされている『パン屋再襲撃』。 深夜にこの本を読んでいたせいか、 この夫婦の空腹感…
全文を読む羊をめぐる冒険
2013年1月月26日 作家名: 村上春樹。
デビュー作『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』から続く 三部作であるこの作品。 村上さんがジャズ喫茶の経営をやめ、 専業作家になって初めての作品でもあるそうだ。 前2作の鋭利な感性溢れる断片的…
全文を読むねじまき鳥クロニクル
2013年1月月26日 作家名: 村上春樹。
村上さんの代表的な作品のひとつと言えるこの本。 三部からなる長さもあるのだけど、 なんとなく楽しみを先延ばしにしたい気持ちで今ごろ読み終えた。 物語は、主人公トオルがスパゲティーを茹でている時に鳴る電…
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