日だまり椅子

ガッチャマンは歌えました

ずっと気になっていたDVD『かもめ食堂』をようやく観ました。
フィンランドのヘルシンキで、日本人女性サチエが営む、
ちいさな食堂が舞台です。

この作品の世界、数分観ただけで私は大好きになりました。
きちんと磨かれたテーブルや清潔感のある真っ白な食器。
陽の光がたくさん入る大きなガラス窓。
良い食材で丁寧に作られた暖かな食事。

とりたてて大きな出来事はないけれど、毎日を誠実に生きていくサチエの暮らしや
通り過ぎたり、留まる人との絶妙な距離感。
ふんわりと、芯を持っていろいろなものごとを受け入れていくさまは、
本当に心地がいい。

生きることは、とても個人的なことなのだと当たり前のことを思います。
ごはんを美味しいと感じ、適度に身体を動かし、人と関わり、
自分に与えられたお仕事をこなす。

誰が見ていなくても、今日はあっけなく過ぎていってしまいます。
きちんと生きるサチエの毎日もまた個人的です。
だからこそ、強いメッセージや演出などなくても、
ただとっぷりとその世界に浸るだけで感じるものがあるのかもしれません。

『かもめ食堂』が好きという人だったら、
根拠もなく仲良くなれる気がします。

たぶん、私にとってはそんな位置付けの映画。

This Post Has 4 Comments

  1. ひび より:

    こんにちは、ゆらさん
    かもめ食堂と聞くと、下町の定食屋さんのイメージをい抱くのだけど、
    北欧のヘルシンキが舞台なんですね。
    ゆらさんの感想から、観ているとカモメ目(^^)になるような心温まる
    映画の雰囲気が伝わってきます。
    誰が見ていなくてもきちんと生きていることは、本当は一番たいせつ
    なことなのかも知れませんね。
    是非今度、観てみようと思います。

  2. ゆら より:

    こんばんは、ひびさん。
    コメントをありがとうございます^^
    そうなんです。名前のイメージと違って、おしゃれな場所にあるんですよね。
    一方で、食堂という名に似合った、
    ある「日本のソウルフード」が出てくるんですが、
    心のこもったごはんを美味しく食べられるって、
    とても贅沢で豊かなことだなぁと思いました。
    贅沢というと、つい高価なものを思い浮かべてしまうけれど。
    だから、余分なものを身につけず、人を豊かにできるサチエのような女性に憧れます。
    ひびさんも観られたらカモメ目(^^)になれるかも^^

  3. みき より:

    こんばんは。
    「かもめ食堂」、偶然ですが一週間ほど前に私もみました。
    内容を全然知らずにみたのですが、すっかり「かもめワール
    ド」に魅了されました。
    あの土地の涼しげな空気も、透き通った陽射しも・・・。
    シナモンロールの香りも漂ってくるようでした。
    主人公達もそれぞれ悩んだり、でも毎日をこつこつ生きてい
    て、本当にフィンランドに行ったら「かもめ食堂」があると
    いいのに。。。と思いました。
    図書館であまり手に取ったことのない、「ムーミン」のお話
    まで気になりました。
    「かもめ食堂」のような素敵なお話に出会えるのも幸せな
    ことですよね。
    私もサチエさん、あこがれます。
    (ちなみに私もガッチャマン、歌えました!)

  4. ゆら より:

    こんにちは、みきさん。
    コメントをありがとうございます^^
    お返事が遅くなってごめんなさい。
    そうですよね。登場人物がみんな何かしら抱えているのが伝わってくるのだけど、
    それを説明しない描き方で(説明の似合わない人たちというか…)、
    だからこそ、かもめ食堂に溶け込むのかも。
    フィンランドにとどまらず、
    日本にも「かもめ食堂」みたいな場所があるといいなと思ってしまいました。
    お話に会えたように、いつかそんな場所に巡り合えるかも?^^
    ムーミンは、スナフキンがいいです。
    >(ちなみに私もガッチャマン、歌えました!)
    もしかしたら、みきさんと年代近いのかも!?

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